平成仮面ライダー１７作目となるテレビ朝日系「仮面ライダーゴースト」（１０月４日スタート、日曜、前８・００）の会見が１８日、都内で行われ、主演に２０１４年の「第２７回ジュノンスーパーボーイコンテスト」でグランプリを受賞した西銘駿＝にしめ・しゅん＝（１７）が抜擢されたことが発表された。西銘は今作がドラマ初主演。

　中学卒業と同時に芸能界を夢見て単身上京した西銘は昨年１１月、武田真治、小池徹平、溝端淳平らを輩出した男性スターの登竜門「ジュノン－」で、沖縄出身者として初めてグランプリに輝いた。パフォーマンス審査では琉球舞踊エイサーを披露。身長１７２センチ、色白でくっきり二重の大きな瞳が印象的な“草食系”美男子だ。

　ドラマ初主演となる西銘は「経験がない僕に主演が務まるか心配だった」と話す一方で、「今は緊張もなく楽しくできている」と初々しい笑顔で明かした。最初はライダーに不可欠な「アクション」がうまくできなかったというが、「少しずつ慣れてきていますので、今後アクションで上達している姿を見ていただけたらなと思います」と呼びかけた。

　仙人役で出演する竹中直人（５９）は「若い子たちに支えられて楽しくやってるよ」とニッコリ。海外に行ったことがないという西銘に「おれが死ぬまでに、海外に連れて行ってあげるよ。ヨーロッパに。一緒行こうな」と優しく語りかけていた。

　　今作は“おばけ”がモチーフとなっており、命を失った主人公が現世によみがえったものの再び消え去るまで９９日と期限を設けられ、その中で葛藤していく物語。ヒロイン役は大沢ひかる（２０）。

　また、主題歌はロックバンド・氣志團が務めることが決定している。同席したボーカル・綾小路翔（年齢非公表）は「この上ない名誉。プレッシャーもあって試行錯誤して作ってるけど、自信はあります」とアピールしていた。