虎のしっぽでおなじみのデイリースポーツ紙面のロゴを看板にしたラーメン店「麺家デイリー」が兵庫県尼崎市の中央三番街商店街に誕生し、20日、デイリースポーツが直撃取材を敢行した。店内にはデイリースポーツ紙面がズラリと飾られており、ラーメンの味も確か。虎党は２度“おいしい”思いをすることができる。

　「麺家デイリー」は阪神尼崎駅から徒歩５分ほど。プロ野球の開幕前に阪神の優勝マジック「１４４」を掲げる中央三番街商店街にある。大西昂＝おおにし・あきら＝店長（３１）は「これだけ阪神色のある商店街なんですが、意外と阪神に特化したお店がないんですよ」と出店の理由を説明した。

　店内には、１９５０年代から２０１３年の呉昇桓入団まで新旧のデイリースポーツ紙面がズラリ。さらにタイガース８０年の歴史をたどる年表も掲示してあり、店内はちょっとしたテーマパークだ。

　味も確かだ。メニューには鶏ガラベースの「鶏タイガーラーメン」（７３０円～）やとんこつベースの「ホワイトタイガーラーメン」（６９０円～）、辛めに仕上げた「レッドタイガーラーメン」（７５０円～）、魚介ベースのつけ麺「ゴールドタイガーラーメン」（６９０円～）などがあり、記者は「鶏タイガープレミアムラーメン」を食してみた。関西和風だしのあっさり味だが、しっかりとしたうまみがあり、鶏肉もボリュームたっぷりだった。

　「麺家デイリー」はラーメン店の独立開業を支援するラーメンドリームアカデミーが味を担当。デイリースポーツが装飾レイアウトを担当している。