中野くん サンプラザでの公演を宣言
ミュージシャンのサンプラザ中野くん(55)が、デビュー30周年を記念し、同じスキンヘッドのバイきんぐ・小峠英二(39)と結成したユニット「坊坊主(ボーボーズ)」が25日、東京・中野サンプラザ前で結成会見を開いた。2人はデビューアルバム「励ます」(26日発売)を通じ、頭部同様に世の中を“ハゲ”ますことを宣言した。さらに中野くんは、メジャーデビュー以来、封印してきた「中野サンプラザ」でのコンサート開催を目標に掲げた。
「(デビューから)30年過ぎたってことで封印を解いて、中野サンプラザで(坊坊主)でコンサートを開くことが今後の目標でございます」と30年間守り続けてきた“禁”を、ついに破ることを宣言した。
中野くんによると、名前の由来で縁の深い音楽の聖地「サンプラザ中野」だが、実は「デビューしてから一度もコンサートをしたことがない」という。デビュー当時のスタッフから「あそこでやるのは、おいしすぎる」として封印され、その後も何度かチャンスはあったが、その“封印”を解かずにきたという。
今回、30周年で結成したこの坊主頭ユニットで「沈滞する日本を、“激(ハゲ)しく励(ハゲ)ます」との思いから、解禁へ踏み切りたいという。そのためにも、まずは、デビューアルバムのヒットを誓った。
また、小峠は、アルバム収録曲「結婚の約束を果たせなかった彼」を中野くんがレコーディングしている最中に、坂口杏里(24)と破局したことを明かし「そういう意味では、思い出の曲」と苦笑い。破局から2カ月がたった現在の心境には「次に向かって進んでいる。ふっ切れました」と語った。