市川猿之助 愛之助の交際宣言に塩対応
歌舞伎俳優の市川猿之助(39)が29日、東京・渋谷公会堂で行われた三味線プレーヤー・上妻宏光(42)のソロデビュー15周年特別公演「日本流伝心祭 クサビ 其の四-伝統と革新-」にゲスト出演し、女優・藤原紀香(44)と交際宣言した歌舞伎俳優・片岡愛之助(43)に“塩対応”した。
猿之助は愛之助の交際宣言に「興味ない。ゴメンね」と発言し、報道陣から「何か送るエールはありますか?」と質問されると、「エール?あるわけないよ。こっちがもらいたいわ」とバッサリ。上妻も「愛之助さんとはトークをしたぐらいかな」と話していた。
上妻の「-クサビ」は2011年に第1回を開催。今年で4回目を迎えるが、上妻の「日本の文化や風土に立脚しながら、世界に通じる価値観を発信したい」という上妻の思いに賛同したアーティストが参加しており、今年は歌手の由紀さおり(66)と猿之助が初出演した。上妻と歌舞伎界の付き合いは深く、市川海老蔵(37)、中村獅童(42)らと共演しており、猿之助とも公私にわたって仲がいい。
猿之助は「歌舞伎じゃ渋谷公会堂の舞台には立てない。あこがれの場所ですから。ゲストの1人として呼んでもらえたからです」と上妻に感謝。公演では上妻が歌舞伎の演目「春興鏡獅子」に触発されて制作した楽曲「荒獅子」をバックに“獅子の舞”を2000人に観客に披露した。