俳優の松平健（６１）が４日、中村梅雀、西郷輝彦らとの舞台「三匹のおっさん」の東京・明治座での初日公演を行った。７月に一般女性と自身３度目の結婚をしたばかりだが、公演後の囲み取材では新婚生活については「まぁ、普通に」などと照れくさいようで、多くを語らなかった。

　舞台が家族の幸せについて描いていることにちなんで、松平に新婚生活についての質問が飛んだが、「今は芝居が始まったばかりなので、まあ、普通に」とひと言。西郷から「舞台が落ち着いたら普通じゃなくなるの？」と突っ込みが入っても、「そうですね。仕事を中心に。はい。家庭は芝居が終わって帰るんで」と受け流していた。

　妻で女優の瀬川寿子との間に娘が生まれたばかりの中村梅雀が「子育てのことが中心になってくるけど、うちら夫婦はなんでも語り合う方ですから。すべてはき出す。けんかもするし、仲直りもするし。ハグハグチュッチュで」と明るく語ったのとは対照的。新妻の観劇予定についても「ええ。まあそのうち」。妻からかけられた激励については「頑張って、ですね」と、照れもあるのか、短く答えるにとどめた。

　たまらず、西郷は「僕にも聞いてください」と出かける際のあいさつについての質問を要求し、「今日はチューして出てきました」と自ら明かし、報道陣の爆笑を誘った。