京都国際映画祭、オープニングは「追憶」
「京都国際映画祭2015」(10月15~18日)のプログラム発表会見が7日、京都市内で行われ、実行委員長を務める映画監督の中島貞夫氏(81)らが出席した。
「京都映画祭」の伝統と志を引き継ぐ同映画祭は昨秋初開催され、今回が2度目。オープニング作品は1944年のペリリュー島での戦闘を記録した「追憶」、ほかに女優・桃井かおり(64)が監督、主演を務めた「Hee<メイキング>」など、ラインアップの一部が発表された。
お笑いタレント・木村祐一(52)が、笑福亭仁鶴、ピースら107組の芸人にインタビューしたドキュメンタリー大作「ワレワレハワラワレタイ(仮)」も上映される。
総合プロデューサーの奥山和由氏(60)は「今日発表するプログラム以外にも、上映がいかがなものかと言われるような、エッジの利いた作品を並べていきたい」と予告。「あまり早く発表すると上映禁止になったりすので、直前で並べようと思っています」と説明した。
今年のキャッチコピーは「京都は、変や乱が好き♡」で桃井かおりとお笑いタレント・板尾創路(52)がアンバサダーに就任。昨年度は木村大作監督と役所広司が受賞した「牧野省三賞」と「三船敏郎賞」の授与も継承される。