落語家・春風亭小朝（６０）がプロデュースしたＡＫＢ４８の公演「イヴはアダムの肋骨（あばらぼね）」が１３日、東京・秋葉原の専用劇場で初日を迎えた。ＡＫＢファンの著名人が、選曲や人選を手掛ける特別公演の第１弾。小朝は推しメンの小嶋真子（１８）をセンターに指名し、峯岸みなみ（２２）、小笠原茉由（２１）、高城亜樹（２３）ら１６人が出演した。

　落語の場面はなかったが、伝統芸「南京玉すだれ」を小笠原らがはんてん＆頭巾スタイルで披露。小朝らしさが光る演出にも、歌って踊るアイドル業とはほど遠い“古典パフォーマンス”とあって、小笠原は「何をさせられるねんって、ビックリした。ユニット（での曲）に名前がなくて、師匠に干されてるんやと思った」とぼやき節をこぼした。

　“小朝プロデューサー”は仕事の都合で来場できず、峯岸は「ホントは来られるんだけど、ファンの人に文句を言われるのがいやらしい」とおどけていた。

　小朝は出演メンバーらに豪華な「特上牛まぶし弁当」を差し入れ。峯岸はツイッターで「小朝師匠から、特上牛まぶし弁当の差し入れいただきましたぁぁぁぁあ！！！！頑張るしかー！！！！！！」と写真をアップし、喜んだ。

　著名人プロデュース公演は、ほかにヤンキース・田中将大投手（２６）らがラインアップに入っており、１１月下旬まで順次上演。