文枝 第2の繁昌亭「進んでいる」

会見に出席した桂文枝(中央)と桂春之輔(右)、桂米團治(左)
「天満天神繁昌亭」の記念式典に出席した桂春之輔(右)と桂米團治
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 上方落語協会会長を務める落語家・桂文枝(72)が15日、以前から公言している神戸・新開地に“第2の繁昌亭”を建設する構想について「進んでいることは進んでいる。緩やかに」と進展具合を明かした。

 文枝はこの日、大阪市内で上方落語の定席「天満天神繁昌亭」の9周年会見に出席。その席で、新開地での建設計画について「市と県から作りましょうといっていただいて」と説明。当初は各地から建設のオファーもあったが、誘致活動が積極的だった「新開地でやってきたい」とあらためて強調した。

 「天満天神繁昌亭」は落語の発展と普及を目指す文枝が中心となり働きかけ、2006年にオープン。大阪市民や地元企業から多額の寄付金が集まり、大阪天満宮から無償で提供された土地に建設された。新たな繁昌亭も「若い人の発表の場を作れれば」と後輩の育成の場にしたい考えだ。

 ただ、一方で今回の計画について「(建設への気持ちに)変わりはありません。ですが、お金がかかることですから、すぐには」と慎重な様子も見せた文枝。「ここ(天満天神繁昌亭)を守りながら待っている」と適切な建設時期を見定めていきたい考えだ。

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