尾木ママ嘆く 安保法案の強行採決
17日の参院平和安全法制特別委員会で、安全保障関連法案が与党などの賛成多数により強行採決され、可決したことに対して、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏が18日、ブログに「子どもには見せられない」と厳しく批判した。
尾木ママは強行採決のシーンをテレビで見て「激しく動揺」したという。
「あれが『可決なんて』と絶句しました!」と、目をひそめ「子どもには見せられないなと思いました!!」と、教育者としての視点で考えた。
「議論云々より 怒号と混乱の中 議長でもない議員の合図で与党議員が起立 それで持って『可決』とは形式もあったもんじゃありません!」とあきれ返った。
そんな与党のやり方について「議会制民主主義 主権在民 踏みつけましたね!!もはや法案の内容の問題ではありません!情けないです 恥ずかしいーです」と嘆いた。
17日の特別委では、民主党など野党が審議打ち切りに反対する中、与党が採決を強行した。国会周辺ではデモ参加者たちの怒号が渦巻いた。