俳優・竹内力（５１）が２３日、東京・タワーレコード渋谷店で、本格演歌デビュー曲「桜のように」の発売記念イベントを開催した。

　同曲は、約５年前に死去した、親友で俳優の安藤麗二さん（享年４５）への思いを竹内が自ら作詞した作品。この日は、安藤さんの親族が会場に駆けつけると聞いていたそうで、この曲を歌唱時、こみ上げる思いをこらえきれず、声につまり目頭を押さえる場面も。

　ファンの「頑張れ！」の声援で何とか歌いきった竹内は、最後に安藤さんの愛称である「アンドレ～！」と叫んだ。「アンドレが（天国から）下りてきた。思い出して（声が）詰まってしまった」と照れながら振り返り「ヒットすれば紅白も考えられる」と、親友への思いを胸に紅白出場を誓った。