赤江珠緒アナ 涙で“朝の顔”を卒業
2011年4月に始まったテレビ朝日系情報番組「モーニングバード」(月~金曜、前8・00)が25日、最終回を迎え、羽鳥慎一アナウンサーとともにMCを務めてきた、フリーの赤江珠緒アナウンサー(40)が卒業した。
2003年、当時28歳で同局の朝の顔として初登場してからおよそ12年。さまざまなニュースを伝えてきた赤江アナ。この日の番組後半では「赤江珠緒卒業 全力で駆け抜けた12年」と題した特集が組まれた。
女子レスリングの吉田沙保里とレスリング対決をしたシーン、当時「別に」発言でバッシングを浴びていた女優・沢尻エリカに騒動後初めてインタビューしたときの様子、東日本大震災直後に壊滅的な被害を受けた被災地の陸前高田市を歩き、涙をこらえながらリポートする姿などが名場面として流された。
羽鳥アナから大きな花束を贈られた赤江アナは「12年間、一緒にニュースを追うことができました共演者のみなさん、そしてスタッフのみなさん、本当にありがとうございました」と感謝の思いを口にした。
「何よりもテレビの前で見てくださった視聴者のみなさん、至らない点もあった司会者だったと思いますが、毎朝、全国津々浦々のみなさんに『おはようございます』というあいさつができる仕事を12年間もやらせていただいたことは、本当に幸せでした」と続けた。最後に「みなさんの朝がこれからも明るくて、すてきなものになりますようお祈りしています。本当に本当に、ありがとうございました」と涙ぐみながら締めくくっていた。
28日からは羽鳥アナ単独の「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜、前8・00)にリニューアルして再スタートする。