歌手で俳優の福山雅治（４６）と女優・吹石一恵（３３）の電撃結婚発表から２日目を迎えた東証一部の「アミューズ」の株価は前日比３１０円高の５１８０円に値上がりし、終値を迎えた。アミューズは福山らが所属する大手芸能プロダクションで、“福山ショック”から１日で立ち直ったことになる。

　衝撃の発表から一夜明けた２９日の終値は、前日比４４０円安の４８７０円。８・２９％の大幅下落で、“福山ショック”が株式市場を襲った、と話題になった。

　２９日の東京市場は１月１６日以来、８カ月ぶりに終値で１万７０００円台を割り込む全面安だったとはいえ、結婚による影響は少なからずあったとみられる。

　事実、今年６月の株主総会では「福山が結婚したら株価が下がるのでは？」と株主から質問も上がっていた。

　一方で、当面の“不安材料”だった福山の結婚が発表されたことで、“底値を打った”との見方もできる。さらに、結婚相手が同性からの好感度の高い吹石だったこと、福山が報道各社への発表前にいち早く会員制のオフィシャルファンクラブ「ＢＲＯＳ．」に結婚を報告していたことなどが好感を持って受け止められた‐‐などの見方もある。