朝青龍さん、中田氏とのサッカー語る
大相撲第68代横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(35)が16日、フジテレビの「ダウンタウンなう」(金曜、後7・57)に出演し、現役時代に自身が起こした数々のトラブルについて言及。2007年の横綱在位中に名古屋場所後の夏巡業を休んでモンゴルに帰省した際に、元サッカー日本代表MF中田英寿氏らとサッカーをしたことが問題となったことについては、「(巡業休場理由の)骨折はしてなかったが(問題発覚で)全体的に“骨折”した」などと、心身ともに負い目を感じた様子を振り返った。
当時について朝青龍さんは、ダウンタウンの松本人志から「ホントに骨折してたん?」と振られると、「ギリギリの骨折」と実際には骨折はしてなかったと吐露。治療のために帰国した時、子供たちが集まったグラウンドで偶然、中田氏やそのスタッフと出会い、「(自分は)国のヒーローですから」とサッカーに参加しないわけにはいかなった思いを話した。
その後に、サッカー問題は大きくなったが、日本に帰ってきた朝青龍さんへ、中田氏からは「頑張れ」とだけメール連絡があったことも明かした。
また、本場所中の帰り際に駐車場で元小結旭鷲山の車のドアミラーを破損したことについては、「マスコミに押されて腕を上げたら壊れた。そのくらパワーがあった」。引退の原因ともなった10年1月に起こした知人への泥酔暴行事件については、「たまたまさすった」などと、笑顔を交えて弁解していた。