女優の那海（２２）が、主演舞台「天誅　ＴＥＮＣＨＵ２０１５」を東京・品川の六行会ホールで熱演している。

　同作は、１９９８年から発売された人気ゲームシリーズの舞台版。日本の戦国時代をイメージした架空の世界で、くノ一の彩女（那海）と力丸（森渉）を中心とした忍者集団「東忍」が敵対組織と戦うさまを描く忍者アクション。

　森とのＷ主演に那海は「一応２人が座長なんですけど、森さんがムチで、私がアメを担当している感じで、助けてもらってばかり。でも座組が本当に仲が良くて、楽しいです」と笑顔。ステージに上がっている大半で殺陣を演じており「共演者が立ち回りが得意な方ばかりで、最初は受け入れてもらえるか心配だった。今でも正直しんどいですが、そんなこと言ってられない」と口元を引き締めた。

　今年４月に沢田研二主演の音楽劇「お嬢さんお手上げだ・明治編」でヒロインを演じた那海。今作では“アクション女優”という新たな魅力が加わりそうだ。公演は２５日まで。