ＴＢＳが２８日、同局内で定例会見を開いた。視聴率が好調の日曜劇場「下町ロケット」に平日朝の情報番組「白熱ライブ　ビビット」に出演している真矢ミキ、平日昼の「ひるおび！」で司会を務める恵俊彰が出演していることについて、局側は相乗効果も期待していることを認めた。

　真矢は阿部寛が演じる主人公、佃航平の元妻・和泉沙耶を、恵は佃が経営する「佃製作所」を救うべく奔走する弁護士・神谷修一を演じている。

　ＴＢＳの朝と昼の顔の２人が出演していることに意図があるのではないか、との質問に会見に出席した津村昭夫取締役は「うちの朝の番組、昼の番組のＭＣの方ですので、視聴者に届ける窓を広げたいというのはあります」と、ドラマとの相乗効果を狙ったことを認めた。

　ただ、あくまで両者とも演技力があった上での起用だとし、同取締役は「役者として魅力的だと思っておりますので、キャスティングとしても的を射ているというか、いいキャスティングだと思っております」と強調した。