TBS社長「下町」に「半沢」超え指令

 TBSが28日、定例会見を開いた。武田信二社長は視聴率が好調なドラマ・日曜劇場「下町ロケット」(日曜午後9時)について、担当プロデューサーに2013年のドラマ「半沢直樹」超えを命じたと明かした。

 池井戸潤氏原作の「下町ロケット」は関東地区で初回の視聴率が16・1%、第2回が17・8%を記録する好調な滑り出しとなった。小さいながらも高い技術力を持つ町工場が、大手企業と互角に渡り合いながら夢の実現に挑む、という内容で池井戸氏の作品らしい逆転劇や爽快感のある構成になっている。

 武田社長は「半沢直樹を超えてほしいと思いますが、1回目より2回目が良かったというのが、いい兆候だと思います」とえびす顔。「プロデューサーには『分かっているだろうな』と、『半沢直樹の…』という激励はいたしております」と冗談めかしながらも、最終回で42・2%を記録した池井戸作品の「半沢直樹」を超えることを期待した。

 「下町ロケット」が支持されている理由として、武田社長は「善悪というか勧善懲悪的なところもあるし、抑圧されているのが爆発してそれが正義という図式もある」と爽快感のある物語づくりにあるのではないかと述べた。

 (視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区の世帯別平均視聴率)

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