オダジョー ライダー“黒歴史説”否定
俳優のオダギリジョー(39)が30日深夜に調布FMで放送された「高寺成紀の怪獣ラジオ」に出演。出世作「仮面ライダークウガ」への出演経歴を隠している、と一部で根強くささやかれている疑惑を否定した。
「クウガ」出演が所属事務所の公式プロフィールに掲載されていないことなどから、“特撮出身”経歴を隠しているとの疑惑がくすぶり続けているが、オダジョーは「前から載せていないんです。当時、いろいろやって(出演して)たので他のものも全部載せないといけなくなるんですよ」と説明した。
「クウガ」のプロデューサーでもあった高寺氏から「“黒歴史”だったの?」と尋ねられたオダギリは「そんなことないです。出させて頂いて良かったですよ」と笑いながら一蹴した。
実は「クウガ」のオーディションの1年前に、戦隊もののオーディションも受けていた事実も告白。「救急戦隊ゴーゴーファイブ」で、オーディションの最中、スタッフから『変身ポーズ』をやってみせるように求められ「“変身”とかしたくないんですよね」と拒否。それがもとでモメてしまい、「会場から首ねっこをつかまれつまみ出された」というエピソードを苦笑いで明かした。
それでも、「特撮は好きじゃない」と正直に打ち明けていた。
「クウガ」の収録が始まった当初は「なんでやっちゃったのかな」と疑問を持ち続けていたが、「これまでとは違うライダーを作りたい」というスタッフの熱意に乗る形で「いいものを作ろう」と気持ちを切り替えたという。