浅丘ルリ子 小林旭と結婚「父が断った」
女優の浅丘ルリ子(75)が31日に放送されたTBS系のトーク番組「サワコの朝」(土曜、前7・30)に出演し、結婚直前までいきながら破局した俳優・小林旭(76)との恋愛や、故・石原裕次郎さんへの秘めた思いなどを赤裸々に語った。
今夏、日本経済新聞に連載した「私の履歴書」で赤裸々な恋愛描写で話題を呼んだ浅丘。番組冒頭から、司会の阿川佐和子氏から小林との恋愛について聞かれると、「そりゃもう、16、17のころからずっと相手役として共演してましたから」と微笑みを浮かべ、情熱的な恋を振り返った。
中2で日活入りした浅丘は、ほどなく日活の看板女優となった。撮影は地方ロケが多く、2人が恋愛関係になるには時間がかからなかった。連載によれば、小林が結婚を決意したのは22歳のころ。浅丘は「小林さんの父が、私の父に会って『嫁に欲しい』と言ったんです。でも(私の)父は『信子(のぶこ=本名)は結婚は早いし、もったいない』と断ったんです」と結婚に至らなかった経緯を明かした。
浅丘自身も「結婚してしまうと、仕事もできないし。そのときは、全てを捨てて…とはなりませんでした」と父と同じ心境だったという。
ただ、当時の小林については「なんてステキな青年なんでしょう」と思ったといい、イケメンぶりにぞっこんだったことを打ち明けた。
日活スター同士の恋愛。互いに多忙で会う時間もなかなか作ることができなかったが「旭さんが地方の(撮影の)ときは、セットに呼ばれたりしてね」とほほを赤らめながら告白した。
小林はその後、故・美空ひばりさんと結婚(その後離婚)。浅丘も俳優・石坂浩二(74)と結婚(2000年に離婚)した。
裕次郎さんについては「石坂さんよりは石原さんでしたね」と笑顔を浮かべ、きっぱり。「(共演していたら)自然に思いはいくでしょう。でも結婚されていたので、お邪魔してはいけない、と思って」と秘めた恋心を明かしていた。