NHK会長「クロ現」打ち切りを否定
NHKの籾井勝人会長(72)が5日、都内で定例会見を開き、報道番組「クローズアップ現代」が3月で打ち切りと一部週刊誌で報道されたことに、「私自身は番組が『なくなる』とは聞いていない」と否定した。
22年続いている看板報道番組「クロ現」の3月打ち切り説については、2日発売の「週刊現代」が報じた。会長は来年度の編成については、現在「話し合っている段階」と説明した上で、「私自身は番組がなくなるとは聞いていない。NHKの看板番組。丁寧に扱うと私は信じております」とし、個人的には今後も放送を続けたいとの考えを示した。
また夜のニュース番組「ニュース7」(後7・00~30)の放送時間の短縮が報じられたことにも「そういう話は聞いてない。番組を短くすることに賛成、反対というより、あの番組を存続するには最低限、30分くらいの時間は必要なのでは」との考えを述べた。