福岡出身のタレント西内まりや（２１）が７日、「福岡マラソン２０１５」の大会プレイベントに出演し、８日の大会を控えた市民ランナーらを、自身が作詞した大会イメージソング「Ｌｅｔ`ｓ　ｓｔａｒｔ　ｏｖｅｒ　ａｇａｉｎ」を歌って元気づけた。西内は「福岡を最後まで走りきって素敵な思い出を作って下さいね」とコメントを寄せた。

　大会前日のこの日午後、福岡市役所前の特設ステージには多くのファンやランナーらが集まった。「まりやちゃん、おかえりー！」。地元に帰ってきた西内の姿を一目みようと詰め掛けたファンらの呼びかけに、西内は「ただいま！」「福岡に帰ってこれてとてもうれしいです」と何度も手を降りながら、元気な声で答えた。西内は今大会のアンバサダー（ＰＲ大使）を務め、大会イメージソングの作詞を担当。「（この曲は）走りながら聞いていただきたいソング。一歩を踏み出す、その一歩がなかなか出ないときに、この曲をぜひ聴いてほしいと思います。サビの『Ｉｔ’ｓ　ａｌｌ　ｒｉｇｈｔ』の歌詞のところを、みなさん一緒に、ヘイ！ヘイ！ヘイ！と言って一つになれたら」と語りかけ、聴衆とともに同曲を熱唱。明日マラソンに挑戦するランナーたちを励ました。

　約３０分間のライブではこのほか、自身が初めて作詞作曲に挑戦した「ありがとうＦｏｒｅｖｅｒ…」や、１０月２８日にリリースしたばかりの４枚目のシングル「Ｓａｖｅ　ｍｅ」など合わせて５曲を披露。また、ライブ後に行われた握手会（ＣＤ購入者のみ）では、小雨が降り出すなか、大勢のファンらが列をつくり、地元凱旋した西内をあたたかく出迎えた。

　西内は「マラソンに挑戦する皆さん」とランナーに向けてコメントを寄せた。「私は福岡県出身なのですが、よく福岡の街を走っていました。福岡は自然があふれているし、とてもあたたかい街で、そんな中でマラソンができることはとても素晴らしいことだと思います。福岡の街の良さを感じながら、雨にも負けず、福岡を最後まで走りきって素敵な思い出を作って下さいね。自分との戦いの時間を楽しみながら、今の自分に勝って、最高の時間を過ごして下さい。良かったら、私の作った『Ｌｅｔ’ｓ　ｓｔａｒｔ　ｏｖｅｒａｇａｉｎ』を聴きながら走ってもらえるとうれしいです。きっとつらくなったときも一歩踏み出せると思いますよ。ファイト！」

　今年２回目となる「福岡マラソン２０１５」は８日開催。１万２千人を超える市民ランナーが出場し、福岡のまちを駆け抜ける。