俳優の岡田義徳（３８）が１３日、岡山・倉敷市内で行われた、ＮＨＫ　ＢＳプレミアム「インディゴの恋人」（１月２７日放送）の会見に出席。５日に岡田の自宅マンションで手首を切って負傷した恋人で女優・田畑智子（３４）の騒動を謝罪した。騒動後初めての公の場とあり、４０人を超える報道陣が殺到。欠席も予想された岡田は毅然と対応した。頬がこけた“激やせ”姿にも注目が集まったが、関係者は激やせについては否定した。

　ピリピリムードの中でスタートした会見では、岡田は新井浩文（３６）ら共演者に気を使わせることなく、つとめて笑顔。役柄についてや、ロケ地・倉敷でのエピソードなどを饒舌に語った。質問もドラマに関する内容に限られ、騒動については一言も触れぬまま会見は終了した。

　写真撮影を終え、出席者が舞台裏に引き上げる中、岡田はあえて後ろを歩いていた片岡鶴太郎（６０）を促し、先に退出させた。そして自身は足を止め、待ち構えていた報道陣に応対。「この度は皆さま、本当にお騒がせして申し訳ございませんでした。それ以外、言えることはございません」と、深々と頭を下げて謝罪した。

　また、田畑がカボチャを調理中に負傷したことから「好きなカボチャ料理は何ですか？」と問いかけられると、さすがに無言だったものの、笑顔は崩さず。特に足早になることもなく、堂々と退出していった。

　同作のロケは２日に開始されており、騒動はロケ期間中の出来事だった。岡田はこの日の会見を欠席する可能性も浮上していたが、自らの言葉で謝罪する道を選んだ。

　この日は一見、ほおがこけて“激ヤセ”したようにも見受けられ、心配する声も上がったが、関係者は「役柄の関係で無精ひげをのばしているからそう見えるだけで、体重は変わっていません」とした。

　また、５日早朝に帰宅し、田畑が負傷しているのを発見した際の行動については「その日はプライベートな用事から帰ってきたところで、病院に付き添った後、ドラマの撮影で岡山に戻りました」と説明した。