「タイタニック」のヒロイン役で日本でもおなじみの女優ケイト・ウィンスレットが、自身の写真に出版側（広告主を含む）が修正を入れることを禁止したことがある、と発言し、話題になった。美容整形が話題になることが多いハリウッドセレブだが、ケイトの告白は多くの支持を集めている。

　ケイトは太りやすい体型で、雑誌や広告の写真が、スリムに修正されることに、これまでも異を唱えてきた。シワ取りなどの写真修正や美容整形にも積極的ではない。

　日本でも、写真修正の実態について疑問を投げかけるモデル、女優がいた。２児の母であるモデル・清原亜希（４７）や３児の母で女優としても活動するモデル・佐田真由美（３８）である。

　１０月に放送されたフジテレビ系「ぼくらの時代」で、佐田は「今、すごいきれいに直してくれたりする」と雑誌の写真修正の実態について言及。清原は「雑誌見た時に、『あ、これ私じゃない』って」思う時があることを告白し、佐田も「あらま、こんなかわいくしてもらっちゃって。脚とか細くなっちゃったり」と顔の修正だけでなく、脚の細さも修正されている実態を明かしていた。

　清原は「子供の目がすごく冷静で。『ママがやってるのはウソつきだね。偽りの“偽”だよ』って言うの」と指摘されたことも打ち明け、「シミとかさ、なるべく消さないで、とか言ったりする」と編集の際に修正しないよう要望していることを明かしていた。

　年齢を重ねた美しさを、ありのままに。日本でもこの流れが大きなうねりとなるのか、注目される。