江森陽弘さん死去 激励受けた古舘悼む
ジャーナリストで「江森陽弘モーニングショー」(テレビ朝日系)でキャスターとしても活躍した江森陽弘(えもり・ようこう、本名陽弘=はるみつ)さんが12日、肺炎のため東京都町田市の病院で死去した。83歳だった。
テレビ朝日出身でフリーアナウンサーの古舘伊知郎(60)は13日、キャスターを務める「報道ステーション」で「このごろはお会いすることはなかったですが、昔、私がこのテレビ局をやめてフリーになったころ、必ず廊下で会うと、励ましてくれてね…。思い出します」と思い出を振り返りながら、悼んだ。
古舘は1984年にテレビ朝日を退社。フリーに転身した。
江森さんは1961年に朝日新聞社に入社し、週刊朝日副編集長や編集委員を歴任。83年から86年にかけて「江森-」でキャスターを務め、上品な雰囲気でお茶の間の人気を集めた。88年に退社。フリージャーナリストとして活動していた。