田畑智子 傷は手首ではなく親指付け根
今月5日に、交際中の俳優・岡田義徳(38)の自宅で手を負傷し、病院に搬送される騒動を起こした女優の田畑智子(34)が14日、神奈川県内のスタジオで行われたNHKドラマ「逃げる女」(来年1月9日スタート、土曜後10・00)の撮影に参加し、仕事復帰した。
午後8時40分ごろに現場入りした田畑は、待ち構えたテレビカメラ13台、60人の報道陣に向け、「この度はお騒がせして本当に申し訳ありませんでした。ケガもだいぶん回復しましたので、予定通り今日お仕事をすることができます」と話し、約2秒間、頭を下げて謝罪した。
また、手首とされていた負傷箇所については「手首ではないです」とし、ガーゼ状のもので覆われた患部の一部を見せた。左手親指の付け根を10針縫ったことも明かし、「来週には抜糸できます。大丈夫です。動きますので」と後遺症がないことも説明。13日に岡山・倉敷で取材に応じた岡田が「元気にやっておりますので、ご心配なく」と話していた通り、騒動後初めて公の場で、時折笑みも浮かべるなど、元気な姿を見せた。
田畑は5日、岡田の自宅マンションで手首を切り、帰宅した岡田に発見された。2人で病院へ行き、軽傷と診断されて帰宅。田畑の所属事務所は「カボチャを切っている際に手を滑らせて負傷した」と一部でなされた自殺未遂との報道を否定した。田畑もこの日、「その通りです」とした上で、「カボチャがあったので、料理できないかと、スープとかにしようと思っていた」と説明した。
負傷した時間については「7時くらいかな。7時のちょっと前」とし、初めての経験に田畑が傷を押さえてうろたえていたところ、「15分から20分ぐらい」後に岡田が帰宅。救急車は帰宅した岡田が呼んだ。
帰宅した岡田はタオルを持ってきて、「止血をした方がいいよ」と声をかけたという。自分で救急車を呼ぶことは考えなかったかと問われた田畑は「正直、覚えていないですけど、傷をなんとかしなきゃいけないと思っていたので…。救急車を呼ぼうというところまで考えが…。とりあえず、傷をなんとか(しよう)と」と振り返った。
岡田は13日、岡山・倉敷市内でNHKドラマ「インディゴの恋人」の会見に出席。騒動について「このたびは皆さま、本当にお騒がせしまして申し訳ございませんでした。それ以外、言えることはございません」と謝罪した。騒動後初めて公の場に出るとあり、NHKの会見ながら会場には民放各局のカメラを含め、40人を超える報道陣が集まった。
また、田畑の所属事務所によると、騒動から一夜明けた6日には田畑は事務所社長に会い、経過を説明。6日時点では自宅とは別の場所で安静にし、左手首には包帯をしていると明かしていた。