真矢ミキ、共演の阿藤さんを偲ぶ

 女優の真矢ミキ(51)が17日、TBS系「ビビット」で「下町ロケット」で共演した阿藤快さん(享年69)を悼んだ。

 「下町ロケットで共演していることもあってまだ信じられない気持ちでいっぱいです」と話した真矢は、VTRを見ながらも辛そうな表情。2カ月前に行われた「下町ロケット」の顔合わせでは隣り合わせに座った。「100人くらいぎゅうぎゅう詰めで、皆さん緊迫した空気だったんですけど、阿藤さん手をテーブルに置きながら笑ってずーっと見回されて温かいコメントを短くしっかり言ってらっしゃいました」と沈痛な表情。「私はサービス精神の空回りで長いこと意味分からないことしゃべった時に、阿藤さんが2行ぐらいだったんですけど、温かい空気にふっとしてくださった。空気を読まれる方だなーと」とおおらかで思いやりのある人柄を振り返った。

 真矢によれば、「下町-」で弁護士を演じた阿藤さんは撮影時に専門用語に苦しんでいたそうだが、出来上がりを見てその表現力の素晴らしさに感嘆。「阿藤さんが演じられるとせりふにないことまで見えてきて。本当にすごい人だな」と俳優としての卓越した力量も称賛していた。

 バラエティー番組で共演した国分太一(41)は「緊張を感じてくれる方でしたよね。話しやすかった」と共感。コメンテーターのテリー伊藤(65)も「人柄がよかったよね。圧倒的にね。こういう人が自分の町にいたらいいなって。地井武雄さんとか阿藤さんとか、本当にいい人なんですよ。会うと落ち込むくらい。悔しいよね、こんなにいい人が。もっと役者としていい味出すのに。本当に悔しい、残念だよね」「主役のドラマをやってもらいたかったなー」と惜しんだ。

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