カンニング竹山、田代氏に覚せい剤取材
お笑い芸人のカンニング竹山(44)が、覚せい剤取締法違反による服役を終えて薬物依存症治療中の元タレントの田代まさし氏(59)に取材していたことが17日までに分かった。
竹山は2010、11年と単独ライブ「放送禁止」で、「麻薬と覚せい剤を調べてキレ手」と題して薬物汚染の実態をレポートしながら、その怖さを訴えている。
その竹山が15日、ツイッターで「いいかお前ら、覚醒剤やその他ドラックなんかたった1回でもやったらな、捕まったところでやめれはしねぇ~ぞ!」などと薬物使用に対して警鐘を発した。
過去のライブで覚せい剤密売の現場を目撃したり、薬物依存症のリハビリ施設「ダルク」を取材してきた竹山。今回のツイートについては、「ダルクの皆さんが僕が取材させて頂いた数ケ月間で薬物の恐ろしさについて徹底的に教えてくれた事です!」と、十分な取材に基づく知見であることを明かした。
そして竹山は最近、ダルクで治療中の田代氏とのインタビューを果たしていた。
田代氏は竹山のツイッターを引用して16日、「この間、竹山君の取材を受けました。僕の話したことを凄く理解してくれていたので」と、引用した理由を説明した。
田代氏は2001年に覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕され、裁判では執行猶予付きの判決が下された。しかし04年には同容疑で再逮捕、実刑判決を受け、出所後の10年にまた逮捕され服役。昨年7月に仮釈放されて、現在は薬物依存症からのリハビリ治療を受けている。