直腸がんによる多臓器不全で２０日、福岡市内の病院で急死した日本相撲協会の北の湖理事長（本名・小畑敏満、享年６２）について、相撲好きで知られるビートたけし（６８）が２１日、レギュラー出演するＴＢＳ系「新・情報７ｄａｙｓ　ニュースキャスター」で哀悼した。

　たけしは番組冒頭で「もう我々が（ツービートとして）売れる前に、この人、横綱ですからね。また景気もよかった。お相撲さんはタニマチがいてね、お客さんにいろんな所で飲んでる姿を見せなきゃいけないから。こんなん（※と両手を広げて大きな皿か器を表現）にブランデーとかシャンパンのドンペリを入れて、ガーッと飲んでね。で、我々おこぼれいただいてね」と回顧。

　「強かったんだ、この人。若いうちから強くて。一方の輪島さんも腰低くて強い。いい時代ですよね」と“輪湖時代”をしみじみと懐かしそうに振り返り、突然の死を悼んだ。