加藤茶“終活”語る…妻には遺言用意
タレントの加藤茶(72)が23日、都内で映画「ハッピーエンドの選び方」(28日公開)の公開直前イベントに登場し、理想の最期について“終活トーク”した。
映画は老人ホームで暮らす主人公が、自ら安楽死を選ぶことのできる装置を発明したことから始まる“イスラエル版「おくりびと」”と呼ばれる作品。自らの最期について聞かれた加藤は、45歳年下の妻・綾菜さん(27)に“遺言”を残していることを明かした。
06年に大動脈の手術を受けた影響から昨年、心臓の具合が悪く、服用していた薬が合わずに入院を繰り返した経験があり「オレが死んだ後は『いい人がいたら、再婚してくれ』って(妻に)頼んでます。『そんな言葉は聞きたくない』と言うんだけど、常に言っているから(最近は)腹が決まったのか『わかった』って」と告白。
他にも「『オレが認知症で家を出てったら、そのまま探さないでくれ』とも言ってるの。『ほっといてくれ』って。どっかでのたれ死んでるっていう(のが理想)」という。
今年の1文字を問われると「絆」を挙げ、夫婦の愛の強さを感じさせた加藤。「1番考えるのはカミさん。去年、危なかったときに助けてもらったから。死ぬときには笑ってほしいですね」と笑顔を浮かべていた。