野沢雅子 水木さん追悼 誓いも

 アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の主人公・鬼太郎の声を担当した声優・野沢雅子(79)が1日、都内で、今年10月12日に直腸がんのため死去した俳優で声優の熊倉一雄さん(享年88)のお別れの会に出席した。

 テレビアニメ「-鬼太郎」の主題歌を歌った熊倉さんが亡くなり、同作の原作者である漫画家・水木しげるさん(享年93)が11月30日に亡くなっていたことが明らかになったばかり。水木さんの訃報から一夜明け、「みんな向こうの世界に行ってしまった」と寂しさをにじませながらも、「何歳になろうとも、この世で私が鬼太郎の世界を守っていく」と誓った。

 野沢は、声優として多くのアニメ作で主人公を演じているが、初主演の作品が「-鬼太郎」(1968年)。「今の私がある原点」と話し、「(水木)先生も『この作品のヒットがあるから世の中に認められた。熊ちゃん(熊倉)の歌も生きたと思う』と言っていた」と水木さんの思いを明かした。

 お別れ会の冒頭では、生前、熊倉さんがカラオケで愛唱していた、「-鬼太郎」主題歌がバンド演奏で流された。野沢は「天国でも先生が作品を書いて、熊ちゃんが歌って。いい作品をつくっていると思う。でもやっぱりずっとこの世にいてほしい。すごくさみしい」と、涙をこらえながら語っていた。

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