三船さんダース・ベイダー可能性あった
“世界のミフネ”と称された名優・三船敏郎さんの娘でタレントの三船美佳(33)が4日、都内で、イベント「Tokyo Comic Con(東京コミコン)」(2016年12月3、4日、千葉・幕張メッセ)日本初開催発表会に出席。敏郎さんが人気映画「スター・ウォーズ」シリーズに登場する暗黒卿ダース・ベイダー役の可能性があったことを明かした。
ジョージ・ルーカス監督(71)が手掛ける「スター・ウォーズ」シリーズ出演俳優を和装で出迎えた美佳の思い出話に会場が驚きの声を上げた。
敏郎さんは同シリーズのキャラクター・オビ=ワン・ケノービ役のオファーを受けながらも断った逸話が有名。故・黒澤明監督が手掛けた映画「七人の侍」などで海外からも評価されていた敏郎さんだけに美佳は、「父は侍魂が強くて、『侍、武士道を(CGなどを使って)コミカルに描くのはどうだろう?』とジョージ・ルーカスに伝えたそうです。監督はだったら顔を隠したダース・ベイダー役もある」と、敏郎さんの暗黒卿役も構想にあったことを打ち明けていた。実現には至らなかったが美佳は「見たかった」と惜しんだ。
また、敏郎さんがスティーヴン・スピルバーグ監督作「1941」に出演したきっかけで、監督のサイン入りのポスターをもらっていたが、「心から父に感謝。一生の宝物ですけど、どっかにいっちゃたんですよ。探してます」と話していた。