内野聖陽 トルコ人俳優と共演武者震い

映画に込めた思いを漢字1文字で発表した(左から)田中光敏監督、忽那汐里、内野聖陽、ケナン・エジェ、夏川結衣=東京・丸の内TOEI
紙飛行機をプレゼントする(左から)忽那汐里、内野聖陽、ケナン・エジェ=東京・丸の内TOEI
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 俳優の内野聖陽(47)が5日、都内で主演映画「海難1890」の初日舞台あいさつを行った。

 映画では、1890年に和歌山の串本沖で実際に起きたトルコ使節団のエルトゥールル号座礁と、船員たちを救った日本人たちの姿が描かれる。主人公の医師を演じた内野は、作品を貫くテーマ“真心”について「見返りを求めない邪気のない気持ち」と真剣な表情で回答。

 続けて「でも、ここにいるのはヒット祈願だったりするので邪気がありまくりですよね」と自らの無欲ではない状況に思わず笑っていた。

 日本とトルコの合作で、日本では309スクリーン、25日に公開されるトルコでも同規模で公開される。トルコの俳優も多数出演しており、内野は「トルコの俳優陣は国の威信をかけて参加していた。僕らも日本人の思いを伝えたいと武者震いした」と熱く振り返った。

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