ピース又吉 芥川賞受賞後の取材に困惑
お笑いコンビ、ピースの又吉直樹が6日、日本テレビ系のバラエティー番組「行列のできる法律相談所」に出演し、7月に芥川賞を受賞して以来、メディアからの取材に困る日々を送っていることを告白した。
番組では現在の又吉の心境を「アンケート」に記してもらった。又吉は「受賞してから『調子に乗ってます』『てんぐになってます』『高価なものを買った』『むちゃくちゃもて始めた』というようなウソを一つでもつかないと終われない空気のインタビューが増えました」と記した。
インタビュアーの中には又吉から想定していた言葉が出て来ないことに汗をかき、「すみません、こんな失礼な質問して。上から言われているんです」と内情を話す人物もいるという。
又吉は「お互い申し訳ない気持ちで帰ることもしばしばです。いったい、これは誰を満足させるための質問なんだろうと迷う日々です」と当惑することを明かした。
又吉はこういったインタビューや取材で答えるために東京・表参道へ行って高級時計を物色したそうだが、「結局、欲しいモノが見つからなくて帰って来ました。がっかりされるのいやなので何か高価なものを買いたいのですが値段と満足度にみあうようなものがなくて困っています」と物欲があまりないことも明かした。
「仕事をいただき、本とCDとおいしいご飯が食べれたら幸せなんです」と淡々とした心境を告白した。