渡辺謙、収録時に「グラミー賞」を予言
ブロードウェイで主演した「王様と私」のサウンドトラックがグラミー賞の最優秀ミュージカルアルバム部門でノミネートされた俳優の渡辺謙(56)が9日、収録時にスタッフから「グラミーあるかも」の声が出ていたことをツイッターで明かした。
渡辺は「本当に素晴らしいニュースに喜んでいます」と朗報を受け止め、「レコーディングの時、スタッフが『これ、グラミーあるかも』なんて言っていたこと思い出しました」と、スタッフの最高の“予言”があったことを明かした。
そして、「そんなことがあれば、と思っていましたが本当に才能溢れるキャストと仕事が出来たんだと改めて実感しました」と、レコーディングの出来栄えにその場で自信を得ていたようだ。
「王様と私」のサウンドトラックは、7日に発表された米音楽界最高の栄誉とされる第58回グラミー賞の候補一覧に含まれていた。授賞式は現地16年2月15日に行われる。
公演は今年4月から7月までロングラン上演され、渡辺は米女優のケリー・オハラと歌った「シャル・ウィ・ダンス?」などで美声を響かせた。トニー賞も4部門を受賞。来春の再演も予定されている。