サイレーン 衝撃結末に12万件ツイート
15日に最終回を迎えた、俳優・松坂桃李(27)主演のフジテレビ系の刑事ドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」(火曜、午後10・00)の最終話の視聴率が、関東地区で11・5%だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。女優・菜々緒(27)の悪女演技が話題となり、最終回前からネット上では事件の黒幕予想も白熱。衝撃のラストを迎え、ツイッターには同ドラマに関して異例の12万件を超える投稿が殺到している。
同ドラマは事前に原作コミックとは全く違う結末を迎えることが告知され、放送直前には制作する関西テレビが「誰もが騙されてしまう結末を用意。誰もの予想を裏切るラスト」と宣告していた。
16日の最終回終了後には、ツイッターで「サイレーン」が人気ワードの1位となり、「おもしろすぎる」「期待どおり」「ヤバすぎる」との賞賛投稿が殺到。また「菜々緒、脱獄しないか」と“続編”を期待する声も相次ぎ、「サイレーン」を含むツイート数は、17日朝にかけて12万件を突破した。
最終回は警視庁機動捜査隊の刑事・里見(松坂)が、殺人鬼・橘カラ(菜々緒)に捕らわれた相棒で恋人の猪熊(木村文乃)を救出。猪熊の発砲でカラは即死し、事件は解決したかに見えた…との状況からスタート。しかし、猪熊の様子に疑念を抱いた里見は、独自捜査を開始し、カラの故郷を訪ね、カラの仕掛けた恐ろしい計画がスピーディーに解き明かされていった。
事前に伏線が張られていた「整形」だけでなく、人間関係を巡る予想外のトリックも仕掛けられた。
その結末にネット上の反応も上々の様子だが、一方で、大手ネット掲示板「2ちゃんねる」では「事前にここで予想された通りじゃないか」との投稿が相次ぎ“勝利宣言”。各所で盛り上がりをみせている。