劇団四季のミュージカル「クレイジー・フォー・ユー」（～２０１６年１月３日）が１７日、大阪市のシアターＢＲＡＶＡ！で初日の幕を開けた。

　「クレイジー・-」は古き良き時代のアメリカを舞台にしたハッピーエンドのラブコメディ。踊りに夢中な銀行の跡取り息子と、その息子が差し押さえにきた劇場の一人娘の恋模様が、コミカルに描かれている。ガーシュウィンの音楽とタップダンスを中心とした斬新なダンスが魅力となっている。

　劇団四季の初演は１９９３年。以来、全国各地で上演が行われ、総公演回数１９００回以上、累計観客動員数は１７５万人を数える。

　日本初演時に主人公のボビーを演じた加藤敬二が、今回も演出スーパーバイザー。「これぞミュージカル！と初めてご覧になるお客様にも、衝撃を受けて頂けると思う」という、仕上がりになっている。