坂本冬美 紅白で人気子役と共演に
歌手の坂本冬美(48)が24日、都内で「Love Songs Special X,mas Eve Live」前に取材に応じた。この日、NHKが、大みそかの「第66回紅白歌合戦」(総合、後7・15)の曲順を発表。坂本は、人気子役の鈴木梨央(10)、寺田心(7)らとの共演が発表されたことを受け「うれしい。でもこれで私、ほとんど映らないってことかしら?」と笑いを誘った。
来年でデビュー30周年を迎える坂本が紅白で歌うのは、初出場時に歌った「祝い酒」で、曲順は9番目。かわいらしい人気子役たちが花を添えるということを聞かされると「私、ほとんど映らないってことかしら」と笑顔を見せた。
その笑顔の意味を聞かれると「心君たちが出てくれた方が、(視聴者の視線が分散されて)緊張が和らぐじゃない。やっぱり紅白は回数を重ねるごとに緊張感が増していくので」と、ベテランだからこその心境を吐露。
今年で27回目の出場となるが「普通に歌えて当たり前。ミスしちゃいけないと意識して、どんどんがんじがらめになっていく」と告白。「ただでさえ、演歌は(出場者が減って)肩身が狭い。出られなかった演歌の代表だと思うとどんどん緊張する」と明かした。
そんな中での梨央ちゃん、心君ら、子役達との共演は、緊張を和らげてくれる清涼剤となりそう。「どうして堂々と演技ができるのか聞いてみたいわ」と対面を楽しみにしていた。
また、大先輩の森進一(68)が今回で紅白を卒業するが「本当に寂しい。いて下さるだけで存在感が違う。演歌はもういらないよって言われるまで引っ張っていってもらいたかった」と、心底残念がっていた。