波乃久里子 転身の月乃助にベタ惚れ
女優の波乃久里子(70)が2日、東京・三越劇場で「初春新派公演」(25日まで)をスタート。開演前に共演の市川月乃助(46)、大和悠河(38)、座長の水谷八重子(76)と鏡開きを行った。
演目「糸桜-黙阿弥家の人々-」は河竹黙阿弥が残した360の歌舞伎作品を残し守り抜くため娘・糸女(波乃)らが奮闘する物語。久々の新作公演とあった波乃は「ドキドキ。怖くもあり希望もあるけど、大成功したい」と誓った。
この公演から歌舞伎界から新派に転身した市川には「もう離しませんよ。新派に入ってくれて涙が出るほどうれしい」と“ベタぼれ”している様子。市川も「死ぬまで新派に骨をうずめます。武者震いがする」と期待に応える意気込みを見せた。