たけし バイク事故は浮気の密会途中

 タレントのビートたけし(68)が2日、関西テレビ・フジテレビ系で放送された「新春大売り出し!さんまのまんま30周年スペシャル」に出演。生死をさまよった94年8月のバイク事故について、夜中に“浮気相手”に会いに行く途中の事故だったこと、事故で「死んでたらよかった、と思った」ことなど、衝撃の告白をした。

 旧知の明石家さんま(60)を相手に、シャンパン、ワインを飲み、焼き鳥をつつきながらの本音トーク。人気絶頂時に都内で起こしたバイク事故について、さんまが「あんた、事故ったのもおネエちゃん(が原因)やろ」と暴露。たけしは「何言ってんだ、単なるバイク事故だ」と言い張っていたが、「おネエちゃんに会いに行ったんやろ」とさらに追及されると、「はい」と渋々(しぶしぶ)認めた。

 ほろ酔い気分のたけし。バイク事故を振り返り「でもね、ちょっとつらい時は『あん時死んでたらよかった』と思うこともあったよ」としんみりと吐露。「顔こんなに(ぐちゃぐちゃに)なっちゃってさ。週刊誌とかに叩かれるしさ。つらかったよ。『絶対こいつら許さない』『絶対ひっくり返してやる』って(思ってた)」と明かした。

 たけしはバイク事故で右頭部陥没骨折と脳挫傷などの大けがを負い、緊急搬送され、生死をさまよった。

 また、86年に写真週刊誌の記事に激怒し、東国原英夫氏(当時はそのまんま東)らたけし軍団を率いて講談社を“襲撃”した事件についても言及。「暴力事件じゃない?、オレ、もう(芸人人生)終わったな、と思ったね。無理なんだろうな、って思ったもん。人気商売だからねー」と次々と衝撃の心境を告白した。

 さんまはたけしに、山あり谷ありの夫を支え続けている幹子夫人について、「あんた、いっぺん、奥さんに土下座しなはれ」と“説教”していた。

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