安田由紀奈 母の借金で一家離散
タレントでプロボクサーの資格も持つ安田由紀奈(26)が3日、関西テレビ「マルコポロリ!正月SP」に出演。母のギャンブル好きで借金地獄となり一家離散した壮絶な生い立ちを明かした。
「B-1ぐらんぷり2016」と題し、タレントが悲惨な貧乏話を披露する企画。安田は「母が男(好き)、ギャンブル(好き)、(連帯)保証人の3本柱(3重苦)」で、「トラック運転手のお父さんがお母さんの借金を払い続けました」と語り始めた。
母親が全ての元凶だったという安田家。父の稼ぎを全てパチンコで使い果たし、男が好きで5~6年家を飛び出したり、連帯保証人になり、借金の取り立てに追われた。
小6の時、家族で住んでいた6畳一間風呂なしアパートが全焼。出火原因は「斜め上の住人の夫婦ゲンカ。旦那が灯油ストーブを嫁に投げつけた」という壮絶なもので、安田はレスキュー隊に救出された。
この火事がきっかけで、父親の心境に変化が。それまでは母の膨大な借金を払い続けていたが、「全焼で吹っ切れたのか『どうせ死ぬんや、借金払うのやめようぜ』ってなって。(借金取りが)来たら、親が殴られようが、『何で払わなあかんねん』と追い返す(ようになった)」と明かした。その頃に、父親は母親と離婚したという。
アイドルボクサー“ボクドル”としても活動し、現在はダイエットインストラクターとしても活動している安田。昨年1月には、1歳上の一般男性と結婚し、幸せな生活を送っている。しかし、貧乏体質は抜けないそうで「主人が『このパンツ、まだはくの?』って言います」と苦笑いしていた。
なお安田には兄がいる。