タレントのヒロミ（５０）が９日、カンテレのバラエティー番組「モモコのＯＨ！ソレ！見ーよ！」（日曜、後２・２５～）に出演し、デビュー当時、横山やすしさんに気に入られたことを明かした。コントで関西弁をバカにするような内容をやり、横山さんから「なめとんか！」と蹴られたものの、結果的にかわいがってもらったという。

　ヒロミはデビュー当時のこととして、「やっさんが東京でやってたネタの勝ち抜き番組で」と振り返った。

　ヒロミはお笑いトリオのＢ２１スペシャルとして出演し、「僕ら、関西弁をバカにするネタがあった」と話した。すると、座って聞いていた横山さんが、ヒロミらがまだコントをやっている最中に来て、「こらっ、なめとんか！」といきなり蹴りを入れてきたという。

　ヒロミは「この人、何なんだろう」と当惑。アドリブで「おじさん、ちょっとそっち座ってな」と言ってコントを続行しようとしたところ、「それが気に入られた。ネタじゃなくて」とヒロミ。横山さんから「お前、おもろい」と気に入られることになったという。

　ヒロミは「それでずっと１０週勝ち抜き。審査員の人が選ぶんだけど、その前にやっさんが『お前の勝ちや』って言ってそれで決まった」と振り返った。続けて、「初めて見た芸人がやすしさんだったんで、芸人さんてこうなんだ、これでいんだと思った。酒飲んだりとか、スタジオに『この人だれなんだろう』って人がいっぱいいたりとか」と思い出話を披露。「毎回飲みに連れて行ってもらった。焼肉とか」と懐かしそうに話した。