綾瀬はるか「マイペース」を自ら認める
女優の綾瀬はるか(30)が11日、都内で行われたTBS系主演ドラマ「わたしを離さないで」(15日スタート、金曜、後10・00)の試写会で、共演の俳優・三浦春馬(25)、女優・水川あさみ(32)とともに舞台挨拶を行った。自ら「マイペース」を認めた綾瀬に対し、三浦、水川からは“なごみ系マイペース”に感謝する声が相次いだ。
今作では座長を務めているという綾瀬だが、「この3人の中でマイペースな人は?」と問われると、自ら手を挙げてニッコリ。水川には「マイペースはもう…、はるかちゃんじゃない?」と突っ込まれながらも、「はるかちゃんのマイペースは、人に迷惑をかけるマイペースではまったくなくて、撮影の時間が押してバタバタしてるときにはるかちゃんが来ると、なごむ」と称賛された。
三浦にも「マイペースな方ではあるんですけど、何か現場で不具合が生じたときには、その根源となる誰かに『頑張ってね!』とか言って下さるんですよ」と褒められると、綾瀬は「そうですかね…」とテレ笑い。プロデューサーからも、座長として現場を引っ張ろうとしていると伝えられると「本当ですか?まったくないんですけど…」ととぼけた返答で笑いを誘った。
今作は、ロンドン在住の作家、カズオ・イシグロ氏の小説を基にしたドラマ。綾瀬はロンドンのイシグロ氏を訪問して、「ドラマ化することにどう思ってらっしゃるということだったり、役に対してどう思うかということを質問してきました」という。ロンドンの印象を問われ「普段はあまり太陽の光が差さないって言われるじゃないですか。でも行った時、すごいパッカーンってしていて、すごい街並みがきれいで…」と独特の言語感覚も披露していた。