水谷八重子“SMAPネタ”で新派公演PR
女優の水谷八重子(76)、波乃久里子(70)、歌舞伎俳優の中村獅童(43)、俳優の市川月乃助(47)が14日、都内で、国立劇場3月新派公演「遊女夕霧」「寺田屋お登勢」(3月3-27日、国立劇場大劇場)の発表会見を実施。国民的アイドルグループ・SMAPの解散騒動をネタに公演をPRした。
水谷は冒頭、いきなり「皆さま、ようこそおいで下さいました。ジャニーズの解散で、どなたもいらっしゃらないかもしれないと思って…」とジョーク。さらに「私たちは、結束しております!」と、SMAPを十分に意識した表現で笑わせた。
水谷は今公演では、「寺田屋お登勢」で獅童と共演する。前回、1988年の公演では獅童の叔父にあたる故・萬屋錦之介さんと共演しており、「多分、錦兄を思い出して泣いてしまうんじゃないかと思います…」としみじみ話した。
また、錦之介さんの思い出として水谷は「こんなこと言っちゃっていいのかどうかわかりませんけど…」と前置きしつつ、「舞台稽古のとき、大病をなさった後でしたから、いきなり私の手をグッとお取りになって、舞台裏に行ったんですけど、『下に何かある?』とお聞きになったんです。別に何もなかったんで『大丈夫よ』と答えたんですけど、『言うなよ、俺、目見えてないからな』っておっしゃったんです…」と明かした。