ゲームデザイナー・堀井雄二氏（６２）が２０日、都内で、エンターテインメントショー「ドラゴンクエスト　ライブスペクタクルツアー」（７月２２～３１日＝さいたまスーパーアリーナなど）の制作発表に登場した。

　演劇やコンサートの要素を盛り込み、発売３０周年を迎える人気ゲームの世界観を再現するアリーナショーで、全国５都市で４０万人を動員予定。ドラクエシリーズ「３」がストーリーの軸となり、「『３』は思い出深く、社会現象にもなりましたし、うれしいです。観客の皆さんも呪文をさけぶ、参加型になれば」とドラクエ生みの親として期待を寄せた。

　勇者役はオーディションで決定するといい、記者席で“潜入取材”していたお笑いコンビ・ドランクドラゴンの塚地武雅（４４）は、「お芝居もそれなりにできるので、勇者をやらしてもらいたいです！！」と制作陣に直訴。司会を務めた日本テレビの桝太一アナウンサー（３４）からは、「トルネコ（ぽっちゃり体形のキャラクター）じゃなくてですか！？」とツッコまれていた。