女優・米倉涼子（４０）、上戸彩（３０）らが所属する芸能プロダクション「オスカープロモーション」が１９７０年の創業開始以来、初めて現役女子プロゴルファーと芸能マネジメント契約を結ぶことになり２５日、都内で会見を行った。東京五輪を見据えアスリートの応援に乗り出し、昨年にプロテストに合格した期待の新人プロゴルファー・大山亜由美（２１）をマネジメント。会場には所属タレント・剛力彩芽（２３）、金子昇（４１）が駆けつけ激励した。

　「美のスター」を輩出してきたオスカーがスポーツ界にも名乗りを上げた。

　オスカー初の現役プロ女子ゴルファー・大山はオスカーのロゴが入ったピンクのウエアにミニスカート姿で登場した。鹿児島県出身でスポーツが盛んな樟南高校出身。身長１６６センチのスタイルを生かし、２０１５年７月３１日にプロテストに合格すると、ステップアップツアー「うどん県レディース　金陵杯」でプレーオフの結果２位に入るなど今後が期待される選手だ。

　大山は「オスカー所属選手となり、心より喜んでいます」と間を置きながら緊張した面持ちであいさつ。オスカーのバックアップを受けながら、「すごく力になります。多くの方々から愛される強いゴルファーになりたい。賞金女王を狙って、東京オリンピックに出場する」と２０２０年を見据えながら夢を語った。

　プロゴルファー加入に所属タレントも大喜びだ。一昨年から父親とゴルフの打ちっ放しに行き、興味を持っていた剛力はプロゴルファー加入に「多彩だなと自分の事務所ながら思いました」と７２００人を抱える事務所の幅の広さに笑いながら、「大山プロにぜひ教えてもらい、ラウンドをまわりたい」と熱烈オファーした。

　２０１３年の「叙々苑カップ　第１４回芸能人ゴルフチャンピオン決定戦」で優勝した金子は大山の緊張したスピーチに「これぐらいで緊張してたんじゃダメ」と事務所の“先輩”としてカツを入れながら、大山加入に「同じ会社に！！プライベートでもゴルフできるんじゃないか。レッスン受けられるんじゃないか」と興奮。「叙々苑カップ、２度目の優勝を狙っていきたい」と気持ちを高めていた。