女性アイドルグループの乃木坂４６とＨＫＴ４８が２５日、東京・北の丸の日本武道館で行われたイベント「ＧＵＭ　ＲＯＣＫ　ＦＥＳ．Ｉｎ　日本武道館」に出演。激烈なバトルを繰り広げた。

　同イベントは、音楽と格闘技の力で日本中にエネルギーを与えることを趣旨に、ソニーミュージックとロッテが主催。２組は東西アイドル対決として、ライブパフォーマンスを競った。

　先攻のＨＫＴは革ジャンミニスカートで「しぇからしか！」などロック色いっぱいの自由なステージで６曲を披露した。「フレッシュさでは負けません」とアピールした。後攻の乃木坂は「君の名は希望」など５曲で一糸乱れぬダンスで対抗。ブログで果たし状をアップしていたキャプテンの桜井玲香は「メチャクチャ気合が入っています」と闘志をむき出しにした。

　乃木坂は１１年８月にＡＫＢの公式ライバルとして誕生、ＨＫＴは同年１０月に結成しており、ほぼ同期。昨年のＮＨＫ「紅白歌合戦」では、乃木坂がＨＫＴの２年連続出場を阻んで初出場をした形になり、因縁は深かった。

　双方のライブのあとは、乃木坂がＨＫＴの「控えめＩ　ｌｏｖｅ　ｙｏｕ！」を、ＨＫＴが乃木坂の「ダンケシェーン」を歌い、パフォーマンス力を競い合った。最終的にはじゃんけんで勝負を決めることになり、ＨＫＴの宮脇咲良（１７）が乃木坂の松村沙友理（２３）を破り、ＨＫＴの勝利となった。