竹内結子、ホラー引退宣言「怖すぎる」
女優の竹内結子(35)が30日、都内で主演映画「残穢(ざんえ)-住んではいけない部屋-」の初日舞台あいさつを行い、ホラー映画からの“引退”を宣言した。
山本周五郎賞を受賞した人気作家・小野不由美氏のホラー小説が原作。Jホラーブームの先駆けとなった「リング」(98年公開)にも出演している竹内だが、大の怖がりとあって、本作の宣伝活動では「怖すぎる」と“ネガティブキャンペーン”を展開して笑いを誘ってきた。
ホラーを克服できたか聞かれると「ちょうど18年前の今日くらいに『リング』でスクリーンデビューして、リベンジという形で(『残穢』に)出演したんですが、ホラーに関しては引退宣言させていただきたいと思います」と苦笑い。今後、ホラーの出演オファーがあった場合は「慎重に検討させていただきます。もし出るなら、飛び出してくる、怖がらせるキャラクターで出演したい」と“幽霊”役を熱望した。
再燃の兆しを見せるJホラーの1作として、香港、ベトナム、中国など11の国と地域で配給されることも発表。中村義洋監督(45)は、同日公開の注目作「さらば あぶない刑事」にひっかけ「ある意味、デカよりあぶない映画です」とアピールした。