小泉エリ婚約会見で婚約者を乳輪占い
好角家として知られるマジシャン小泉エリ(33)と安治川親方(30=元幕内土佐豊)の婚約会見が8日、都内の時津風部屋で行われた。小泉は得意としている「乳輪占い」も披露した。
付き合い始めたのは09年の初場所のころ。知人を通じて番付表を現役時代の安治川親方が小泉に届けていたところ、直接やりとりをするようになったことがきっかけとなった。同年名古屋場所のころに2人で会うようになった。
関西で活動している小泉と、相撲部屋が東京にある親方とは遠距離恋愛となったが、デートを重ねるうちにお互いの魅力にひかれていった。安治川親方は「優しいんですけど、自分も現役中にいろいろ(けがが)あって、かわらず。そういうところにひかれました」。小泉も「力士の中では体が大きい方ではなかったんですけど、大きな相手に果敢に真っ向勝負にいかれるところにひかれました」と語った。
プロポーズは今年の初場所に親方が引退を表明した後、小泉の両親にあいさつをしてから「結婚してください」と告げた。夫婦としての暮らしは春場所後に。結婚式は秋場所後を予定している。
小泉は、NHK相撲中継など、数多くの相撲関連番組に出演してきた。人の乳輪を見て、形や色から性格などを占う「乳輪占い」で知られているが、相撲中継で力士の胸をつぶさに見ていたことから生まれたという逸話もある。
会見では実際に乳輪占いを披露。親方の現役時代の写真を手に小泉は「家族思いで子どもができてもいいパパになる。マンゴー型なんですけど。乳輪と乳首の色の差がありますので、いい意味で裏表がある方なんです。普段は真面目な感じなんですけど、楽しいことをしている時はカラオケも好きなので、西野カナさんを歌わはったりとか、採点モードにしはるんですけど、負けず嫌いなんで競いあったり」と途中から、のろけ話になってしまっていた。