甲斐智陽氏、「勝ち負けで人生変わる」
モデルで女優の土屋アンナ(31)との訴訟に敗れ、8日に東京高裁に控訴した舞台監督甲斐智陽氏(64)がテレビ朝日の取材に対して「勝ち負けで人生が変わる」などと語り、9日の「グッド!モーニング」で放送された。
甲斐氏は準備不足などを理由とした判決について「全部不満。(舞台の)幕開けられないのに何千万円もかけて箱(会場)取ったりしますか?」と否定した。
しかし、「裁判長に対して、テーブルたたいて『何言ってるんだ、あんた』って言っちゃうんだよね。それが悪いんだと思う」と法廷での自分の態度を敗訴の一因と考え、反省した。
その上で「でもね、人生だって変わりますよ、この勝ち負けで」と、この裁判に臨む決意を語った。
一審判決後、土屋が「控訴がないといいなと思う」と話したことについては「僕だって終わりたい。裁判抱えててメリットなんか一つもない」と声を落としながら、「でも、こんな結果じゃ止められない」と再び控訴への思いを口にした。