須賀健太 芸歴17年で声優初挑戦
俳優の須賀健太(21)が9日、都内でアニメ「新あたしンち」のゲスト声優として、アフレコ収録を行った。須賀は1999年に子役としてデビューし、芸歴はすでに17年だが、意外にも声優は初挑戦だという。「声だけでのお芝居は初めてだったので、本当に大変だった。貴重な体験をさせていただいた」と、アフレコ終了後もやや緊張の面持ちで語った。
今回、須賀の役は、主人公一家の長男・ユズヒコが所属する野球部の先輩役。エースで野球をしているときは剛速球を投げるものの、いったん野球を離れると、女子が大好きなチャラ男という設定だ。だが、須賀自身は真逆の性格だそうで、「僕自身が、そういった(チャラチャラした)ことなく学生生活を過ごしてきた。どちらかというと話しかけられづらいタイプだったので、逆に振り切ってやってみました」と、役作りのポイントを明かした。
幼い頃からサザエさん、ドラえもん、ポケットモンスターなどアニメで育った世代だといい「声優のお話がきたときはうれしかった」と笑顔。今回も、最後に「あたしンち」とタイトルコールを言わせてもらったことが「一番記念になりました」と嬉しそうに話していた。
須賀が声の出演をする「ユズヒコ、野球部」は3月22日、アニメ専門チャンネルのアニマックスで午後7時から放送予定。