お笑いタレントの明石家さんまが１１日、テレビ朝日系の「徹子の部屋！！祝４０周年　最強夢トークスペシャル」に出演し、黒柳徹子の“芸人殺し”を説教した。

　番組では通常放送時の「徹子の部屋」に、さかなクンが出演した際に黒柳がさかなクンのギャグやダジャレを完全スルーしたＶＴＲを放映。見終わると黒柳は「悪い。悪い。これは悪い。今だにそんなに悪いと思ってないんだけど」とスルーしたことを反省するような言葉を述べた。その上で黒柳はさんまに「ああいう方が出たら『そうでギェ…ギュ…ギョざいますね』と言ってあげたほうがいいの？」と、さかなクンのギャグ「ありがとうギョざいます」の「ギョ」を言うのに苦しみながらさんまに尋ねた。

　さんまは「『何を言ってるんですか』でもいいんです。『つまんないわよ』でもいいんです。あなた全部スルーしてましたよね」と説教開始。黒柳は笑って聞き入った。さんまは「わーっとか言ったげなはれ。出たーとか。笑わなくていいですから。今、自分でも冷たい女やって思ったでしょ」と続けた。

　黒柳は「あなたがおっしゃるからね。そうかなと思いました」と、うなずいた。さんまが「リアクションしたげなはれ」とスルーだけはやめるように説教。黒柳が「気がつかなかったからね」と弁解すると、さんまは「気がつくでしょ！こんだけやってんねんから。ありがとうギョざいますを３度押したんですよ！」と、さかなクンの心情を思いやった。